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4種類のフタル酸類が追加

顕微鏡

追加分だけを試験

ヨーロッパのEUに電気・電子機器を輸出するときには、ROHS指令を満たしていなければ輸出することができなくなりました。従来のROHS指令では、カドミウム・水銀・鉛・六価クロム・ポリ臭化ビフェニル・ポリ臭化ジフェニルエーテルの6物質をカドミウムは100ppmまで、それ以外は1000ppmまでに抑えるように指示していました。また今までの6物質に加えて、フタル酸類4物質が追加されて、ROHS10物質となり、2019年から制限が適用されることになりました。有害特定物質が6種類のときとROHS10物質になったときの違いはフタル酸類が4つ追加されただけで、もともとの6種類の物質の種類や制限量に変化はありません。そのため、従来のROHS6物質の分析結果がわかっていて、追加される4種類の分析をして問題ないことがわかれば、ROHS10物質全てについて問題ないことが確認できます。ROHS分析を行う機関は数多くあり、現在ほぼ全ての機関でROHS10物質の分析を行うことができます。メニューの中にはROHS10物質全てを試験して含有量を測定する試験もありますが、追加された4種類のフタル酸類だけを試験するメニューもあります。ROHS10物質全てを試験するよりも追加された4種類だけを試験した方が、安価で短期間で報告を得ることができるので、仕様の変わらない製品のROHS分析をするときには、4種類だけ試験をしてもらうようにしてください。

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